こちらの記事では、08/11(土)に開催される新馬戦でデビューする注目新馬たちを簡潔にまとめています。
評価はレース前日の更新になります。調教コメントや短評なども随時リライトしていく予定です!
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1.札幌5R 芝1500mデビューの注目馬
▧トスアップ
▧ヴォルカン
▧クィーンズウェイ
▧ブルーファンク
▧ミスジャスミン
▧ロマン
2.新潟5R 芝1800mデビューの注目馬
▧ホウオウサーベル
▧グレイスアン
▧トゥルボー
▧ハートハーツ
▧ヤップヤップヤップ
●トスアップ[牝]/藤岡祐介
[父名]ジャスタウェイ
[母名]トップライナーⅡ
[母父]サンダーガルチ
[厩舎]池江泰寿(栗東)
[馬主]シルクレーシング
[生産]ノーザンファーム
[総合評価] B
[血統評価] B
[調教評価] B+
[ライン評価] S
[未知魅力度] A
【トスアップの情報とポイントまとめ!】
「素質を感じる。仕上がりも良い。」
▧馬体重は420kg前後と小柄。
▧非力ですがスピードがありそうなタイプ。
▧池江厩舎×ノーザンファームという鉄壁ライン。
シルクレーシングから注目のジャスタウェイ産駒が登場です。
母父サンダーガルチは、同厩舎のリルダヴァルやダート戦線で活躍中のサンライズノヴァなどがおり、幅広いタイプの配合に対応が可能です。
しかし、1つ上のステラーインパクトは期間内での勝ち上がりはできておらず、馬体の減りが激しいタイプでとても難しい馬です。トスアップも馬体が物足りない印象があり、馬体の維持が難しいタイプではないかと考えられます。それでも、調教では僚馬のディープインパクト産駒であるレースガーデンと併せて大幅先着しており、仕上がりは素晴らしいです。まずは無事にデビューを果たして欲しいですね。
調教は、2週前にクラージュゲリエと芝コースで併せた時がよかったですね。追走する形で最終的には先着できませんでしたが、相手が強いので仕方ありません。仕上がりは上々ですね。
●ヴォルカン[牝]/松田大作
[父名]ロードカナロア
[母名]ショウナンアクト(通算4勝)
[母父]フレンチデピュティ
[厩舎]岡田稲男(栗東)
[馬主]KTレーシング
[生産]桑田牧場
[総合評価] B+
[血統評価] A
[調教評価] A
[ライン評価] C
[未知魅力度] A
【ヴォルカンの情報とポイントまとめ!】
「大人しくて素直な気性。」
▧KTレーシング×桑田牧場のロードカナロア産駒。
▧母はダートで1600万条件まで勝ち上がり。
▧兄弟は全頭勝ち上がり(オルナ4勝・リヴァイバル2勝・スマートレイチェル4勝)
どの兄弟もまだまだ現役で、能力が高い馬が揃っています。ロードカナロア産駒であるヴォルカンも勝ち上がりには期待ができますね。
▧調教では、ロードカナロア産駒らしく坂路で抜群に良い動きをしますね。52.6-37.7-24.1-11.9という時計が素晴らしいです。札幌芝コースでも1度も先着を許したことはありませんし、最後までしっかりと走ってくれるので好感を持てる内容です。
●クィーンズウェイ[牝]/丹内祐次
[父名]ジャスタウェイ
[母名]クイーンギムレット
[母父]タニノギムレット
[厩舎]武市康男(美浦)
[馬主]飯田総一郎
[生産]千葉飯田牧場
[総合評価] C-
[血統評価] C-
[調教評価] D
[ライン評価] D
[未知魅力度] A
【クィーンズウェイの情報とポイントまとめ!】
「態勢は整っている。」
▧馬体重は450kg前後と標準。
▧兄弟の勝利はなし。
▧ラインは弱く、クラシック向きではない。
注目を浴びているジャスタウェイ産駒ですが、調教では全体時計が物足りず終いも甘いので、活躍が見込めるのはまだまだ先でしょう。
▧ブルーファンク[牝]/藤岡康太
角田師「行きっぷりが良く初戦から。」
「兄とはタイプが違う。」
[父名]ノヴェリスト
[母名]ピサノグラフ
[厩舎]角田晃一(栗東)
[総合評価] B
[血統評価] B+
[調教評価] B
[ライン評価] B
[未知魅力度] S
▧ミスジャスミン[牝]/四位洋文
[父名]オルフェーヴル
[母名]ベアフットレディ
[厩舎]昆貢(栗東)
[総合評価] B+
[血統評価] B
[調教評価] A
[ライン評価] B-
[未知魅力度] A
2年連続でディープインパクト産駒を種付けされた母ベアフットレディは海外の重賞を勝利した実績があります。昆厩舎×寺田氏のラインも熱いですね。
調教を見る限り芝適正は問題なさそうです。最終追いでは1000万条件のヒルノサルバドールと互角の動きで時計も優秀です。一発の魅力がありますね。
▧ロマン[牝]/C.ルメール
[父名]アルデバランⅡ
[母名]クィーンロマンス
[厩舎]和田勇介(美浦)
[総合評価] D+
[血統評価] D
[調教評価] D
[ライン評価] D
[未知魅力度] A
さすがのルメール騎手でも勝ち負けするには厳しい仕上がりです。
●ホウオウサーベル[牡]/M.デムーロ
[父名]ハーツクライ
[母名]バランセラ
[母父]Acatenango
[厩舎]奥村武(美浦)
[馬主]小笹芳央
[生産]ノーザンファーム
[総合評価] B
[血統評価] B+
[調教評価] C
[ライン評価] B
[未知魅力度] B+
【ホウオウサーベルの情報とポイントまとめ!】
奥村師「まだまだ完成は先だが、素質の高さは感じる。何も不安材料はない。」
▧馬体重は470kg前後とベスト。
▧セレクトセールで1億3500万円で落札された高額馬。
▧ハーツクライ産駒×ノーザンファーム生産は◎。
▧3つ上の姉は16'紫苑Sの勝ち馬であり16'優駿牝馬3着のビッシュ。
▧ここ2年の兄弟は不振。
▧調教では終いの甘さが目立ちます。気を抜いて勝ちこぼしをしてしまう可能性が高いです。
土曜の新馬戦の中で一番注目度が高くなりそうですね。エンジンがかかるまでに時間がかかるタイプのハーツクライ産駒のようで、新潟という舞台は合っていそうです。POG的にも人気のある馬ですが、私としてはあまり信頼度が低いと思っているラインですので指名は見送りです。
●グレイスアン[牝] /戸崎圭太
[父名]ディープブリランテ
[母名]ケイティーズベスト
[母父]ファルブラヴ
[厩舎]斎藤誠(美浦)
[馬主]TURFレーシング
[生産]ノーザンファーム
[総合評価] C
[血統評価] C+
[調教評価] C
[ライン評価] B
[未知魅力度] A+
【グレイスアンの情報とポイントまとめ!】
斎藤師「乗り込みは充分で、能力を感じる。」
▧兄弟の勝ち上がり率は低い(1/5)。
▧本来は7月の福島を見据えていたほど、仕上がりは良かった。
▧母父ファルブラヴは、ハープスターやステルヴィオなど一発の可能性がある配合。
穴指名をするには魅力があるラインですが、調教がまだまだ平凡で見どころに欠けますねので、現時点では低めの評価にします。
▧トゥルボー[牡]/石橋脩
[父名]オルフェーヴル
[母名]フェアエレン
[厩舎]小笠倫弘(美浦)
[総合評価] D
[血統評価] C
[調教評価] D
[ライン評価] C-
[未知魅力度] A
動きはまだまだ水準以下です。
▧ハートハーツ[牝]/石川裕紀人
[父名]ジャスタウェイ
[母名]チーティンハート
[厩舎]田村康仁(美浦)
[総合評価] C
[血統評価] C-
[調教評価] C
[ライン評価] C-
[未知魅力度] B+
調教は終いが甘く、時計も平凡です。
▧ヤップヤップヤップ[牡]/丸田恭介
[父名]キングカメハメハ
[母名]メジロマリアン(通算3勝)
[厩舎]宗像義忠(美浦)
[総合評価] D
[血統評価] C
[調教評価] D
[ライン評価] C-
[未知魅力度] B
キングカメハメハ産駒ですが、調教はまだまだ水準レベルに達していません。
以上が8/11(土)の注目馬でした。
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それでは、最後まで記事をご覧くださりありがとうございました。
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