2歳勝ち馬評価と今週の一等星【9月編・POG2019-2020世代】

勝ち馬評価(9月)

こちらのページではPOG2019-2020デビュー世代を対象とした新馬戦と未勝利戦の勝ち馬を全頭評価しています。また、各週のMVPに相応しい一頭をピックアップしてコメントを付けています。更新は基本的に毎週月曜日になります。評価については完全に管理人の主観になりますので、たとえ低い評価であっても悲観せずに楽しんで見てもらえれば幸いです!

勝ち馬の評価基準について


S+:怪物!クラシック制覇レベル!!
S:重賞制覇級・クラシックの有力候補へ!!
A:重賞を勝てる素質は充分に秘めている!!
B+:高評価!重賞でも上位に来れる素質あり!!
B:成長次第ではオープンレベルのレースでも!!
C+:期間内2勝レベル!!
C:メンバーに恵まれれば期間内に2勝レベル!!
D:2勝目はやや遠い…??

2歳勝ち馬評価(2019年8&9月)




今週の一等星(9月1週目)


🌟ミヤマザクラ(ミスパスカリの2017)


先週で夏競馬の開催が終わり、新たな季節の香りが漂ってきましたね。こちらのブログはペースを落としながらもひっそりと更新しております。こんな状態ですが引き続き見てくださっている方は感謝しています..!!

さて、夏の最終週は新潟と小倉で2歳ステークスが開催されました。優勝したのはハーツクライ産駒のウーマンズハートとスクリーンヒーロー産駒のマイネルグリット。どちらも世代の主役として活躍できるポテンシャルを十分に秘めた走りを見せてくれましたね!特に前者はマイルでも非常に強い競馬をしてくれそうですので、桜花賞あたりでも面白そうな逸材でしょう。

そして、2歳未勝利戦からも先々がとても楽しみな走りを見せてくれた馬がいます。それが芝2000m戦をコースレコードタイムで圧勝したミヤマザクラ。POGファンの間ではお馴染みのミスパスカリ一族で、マウントロブソンやポポカテペトルが兄弟にあたる良血馬さんですね。

この一族と言えばエンジンのかかりが非常に遅く、ディープインパクト産駒らしさを感じないズブさのあることが特徴です。ただ、ポポカテペトルが菊花賞で3着の実績があるようにクラシックでも上位に食い込むほどのスタミナを備えています。

当馬はミスパスカリの産駒としては久々の牝馬に出ました。今までの兄弟たちとは一味違い、追い出してからの反応が良く走りにも軽さがあるんですよね。もしかしたらディープの軽さとミスパスカリのスタミナをバランス良く兼備しているのかもしれません。マイル路線は距離が短くて向かないとは思いますが、オークス路線ではかなり面白い存在になってくれるのではないでしょうか✨

今週の一等星(9月2週目)


🌟アルジャンナ(コンドコマンドの2017)


先週からは秋の阪神・中山開催がスタートしました。台風が直撃するということで競馬の開催も危ぶまれていましたが、予定通りに行われて一安心でしたね。しかし、今朝の暴風暴雨とJアラートラッシュはとても恐ろしいものでした。皆さん無事であればいいのですが。

さて、先週の勝ち馬は開幕週ということもありなかなかのハイレベルでした。牡馬では良血の準ライトボルトやブレッシングレインが順当に勝ち上がり、牝馬ではクラヴァシュドールやフェアレストアイルが将来性を感じさせるレースをしてくれましたね。また、中山の未勝利戦を勝ち上がったルトロヴァイユは祖母にメジロドーベル、兄にショウナンラグーンを持つエピファネイア産駒ということでロマンに満ち溢れていて今後がとても楽しみです。

そして、最も注目を集めていたのは池江泰寿厩舎のディープインパクト産駒であるアルジャンナですよね。初戦はまさかの5頭立て、こんなことは滅多にありません。どの陣営も勝ち目がないと見込んで避けていったのでしょうか。それほどまでにレース直前までの評判が良かった当馬は、公開調教のようなレースで期待に応える圧勝。当たり前のように勝利してしまったので、あまり凄さを感じることはないように見えましたが...タガノキングロードやミッキーノワが一杯に追っている中で一頭だけ馬なりで33.6秒の末脚を軽く叩き出してしまうのですから素質が何枚も抜けていたのでしょう。

走りを見てもディープインパクト産駒の筋肉の柔らかさが非常に良く出ていることがわかります。過去のダービー馬であるワグネリアンやマカヒキを彷彿とさせるほどの素軽さがあると感じました。血統的にも母はアメリカのG1ホースですからスケールは抜群、初仔でもこれだけのパフォーマンスを発揮できるのですから重賞のひとつやふたつは簡単に勝利してしまいそうです。

ここまでべた褒めのコメントばかりでお送りしてきましたが、アルジャンナは今後が本当に楽しみな存在です。次走がとても気になるのですが、私の予想では池江厩舎ですし放牧を挟んで京都2歳ステークスが本線かなと考えております。穴ではそのまま紫菊賞とかも面白そうな感じもします。昨年はロジャーバローズがステップにしたレースですからね!とにかく順調に行ってくれればクラシックには顔を出してくれるでしょう👀✨

今週の一等星(9月3週目)


🌟ライティア(シンハリーズの2017)


先週は怒涛の3日間開催でした!2歳戦の番組も多く組まれてきており、たくさんの若駒が続々と勝ち上がりを果たしていますね。昨年もそうでしたが、この季節から勝ち馬評価の更新も少しずつ大変になってきます(笑)。

さて、今週の勝ち馬ラインナップはやや地味だったように感じました。しかし、その中でもノースヒルズさん×矢作厩舎のディープインパクト産駒であるコントレイルは良い勝ち方をしていました。父ディープインパクト×母父Unbridled Songは勝ち上がり後に壁にぶつかる印象がありますので、真価が問われるのは次走以降でしょう。

そして、今回の一等星では同じくディープインパクト産駒のライティアを選出しました。こちらは母がシンハリーズということで、2016年の樫の女王シンハライトの全妹にあたる血統になります。母は2002年産まれで高齢となってきましたが、まだまだレベルの高い馬を出してくれますね。特にディープインパクトとの配合ではシンハライト・アダムスピークとどちらも重賞ホースを輩出しているので将来性にも期待してしまいます。

そんな良血のライティア、新馬戦では馬体重418kgで出走となりました。クラシックを見据えるにはやや物足りない数字ですので、このあたりが今後の課題となってくるでしょう。しかし、姉もデビュー時は430kgでしたし数字以上に走れるタイプだとは思いますのでそこまで心配する必要はなさそうですね。

レースでは後方2番手でしっかりと脚を溜め、直線で外に出して抜け出す堅実な内容。勝ち時計は1.35.0で派手ではありませんが、上がり3ハロンは最速タイムを使っており初戦としては上々であると感じました。石坂師はすでにクラシックの舞台を見据えているようですし、陣営からの期待が大きく伝わってきます。姉に続く活躍に期待したいですね!✨

今週の一等星(9月5週目)


🌟ラインオブダンス(アドマイヤダンサーの2017)


まだまだ暑い日が続いていますね。当週は金子真人オーナーが所有するポタジェや、良血馬シルヴェリオ・リメンバーメモリーなどを破ったアカイイトなどが勝ち上がりを果たしました。ポタジェは馬体がまだまだ緩い仕上がりで完成はかなり先になるかと考えC+の評価で留めておきました。仕上がりの良さでは角居厩舎のディープインパクト産駒であるヴィースバーデンが目立ちましたね。

全体的に高評価は少ない週となりましたが、その中でもB評価を付けたのは矢作厩舎のラインオブダンス。7月の新潟でデビューし5着、その後の未勝利戦では3着と着順を上げていき…3戦目にして待望の初勝利を達成しました。ハーツクライ産駒らしい480kg前後の恵まれた馬体の持ち主ですので、実戦を使いつつ良化していくタイプなのでしょう。

ラインオブダンスの武器となるのは3戦連続で上がり最速をマークした末脚です。新馬戦では先行勢が上位を占める中で唯一後方から掲示板へ入線。3ハロンのタイムは32.5秒で決め手はメンバーの中でも抜けていることがわかります。2戦目もジュンライトボルトやドゥーベなど評判馬が揃うなかで33.2秒と上がり最速タイムをマークしています。

そして、勝ち上がりを果たした3戦目では鞍上の坂井騎手が早めに仕掛けた甲斐もあり、残り100mあたりで楽々と先頭に立ちゴールイン。やはり非凡な決め手があることを証明してくれましたね。このような堅実に脚を使ってくれるタイプは昇級してもすぐに通用するケースが多い印象があり、重賞でも一発を見込める魅力があるのではないかと思います。なんといっても成長力の高いハーツクライ産駒ですし、クラシックに向けて今後がとても楽しみですよ~✨


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