【POG】今週デビューの注目2歳馬【ラインベック・アージオン・バトーデュシエルなど】

今週デビューの注目2歳馬

こんにちは、Lateです。
上半期の総決算レースである宝塚記念が終わり、熱い暑い夏競馬の季節が近付いてきました。混戦が予想された頂上決戦は紅一点のリスグラシューが楽々と突き抜けるまさかの展開に。2016年のマリアライトを彷彿とさせるような快勝劇は最高に格好良かったですね。

さて、今週からは夏の福島・中京開催がスタートします。昨年は芙蓉ステークス勝ちのミッキーブラックが福島に、ファルコンS勝ちのハッピーアワーが中京でデビューを迎えた週でもあります。今年も三冠配合の大物から新種牡馬の良血産駒などが続々と出てくるようです。ボリューミーな記事ですが、よかったら最後までご覧ください✨

今週デビューの注目2歳馬


2歳新馬(土曜函館5R・芝1200m)
🏇ナリタブレード&岩田康誠
2歳新馬(土曜中京5R・芝1600m)
🏇ラインベック&福永祐一
🏇アージオン&M.デムーロ
2歳新馬(土曜福島5R・芝1200m)
🏇アルムブラスト&丸山元気

2歳新馬(日曜函館5R・芝1200m)
🏇フランジヴェント&C.ルメール
2歳新馬(日曜中京5R・芝1600m)
🏇バトーデュシエル&川田将雅
🏇エオスモン&福永祐一
2歳新馬(日曜中京6R・芝1800m)
🏇ルトロヴァイユ&吉田豊
🏇オウケンザパール&松山弘平


ナリタブレード&岩田康誠


ヴィクトワールピサ×レディトゥプリーズ
(母父:More Than Ready)
◩厩舎◩ 中尾秀正(栗東)
◩馬主◩ オースミ
◩生産◩ 社台ファーム

▧総合評価▧ C
▧血統評価▧ B
▧調教評価▧ C
▧ライン評価▧ C

昨シーズンは非常に高い勝ち上がり率を見せたヴィクトワールピサ産駒、今週は良血馬の一頭であるナリタブレードが控えています。

4歳離れた半姉には短距離重賞で数多くの実績を持つナックビーナス(7勝)がいる血統。マンハッタンカフェ産駒の半兄トワイライトタイムもダートで3勝を挙げており、高水準の素質を備えている一族です。兄弟たちはすべて秋以降にデビューしてきましたので、6月から出てこれるナリタブレードは速攻型の可能性が高いですね。

最終追いは函館の芝コースで64.0-49.2-36.5-12.4をマーク。3頭併せで一番遅れてしまっており伸びはひと息。実戦でどう変わるか楽しみにしておきましょう✨

ラインベック&福永祐一


ディープインパクト×アパパネ
(母父:キングカメハメハ)
◩厩舎◩ 友道康夫(栗東)
◩馬主◩ 金子真人ホールディングス
◩生産◩ ノーザンファーム
◩馬体重◩ 460~470kg

▧総合評価▧ A
▧血統評価▧ A
▧調教評価▧ B+
▧ライン評価▧ S

中京のマイル戦にはPOGでも主役クラスのラインベックがベールを脱ぎます…!! 母であるアパパネは2010年の牝馬クラシック三冠ホースということで、"三冠馬配合"になります。凄まじい血統ですね。

全兄であるモクレレとジナンボーはともに3勝以上を挙げているのですが、順調さを欠きクラシックシーズンには顔を見ることが出来ませんでした。しかし、ジナンボーが6戦4勝でオープン入りを果たしたように素質の高さは確かであることはわかっています。ラインベックは本気度を感じられるネーミングでもありますし、今回は一味違う雰囲気がありますね。

最終追い切りは栗東・芝コースで79.5-62.6-47.9-35.5-12.3(一杯)をマーク。芝コースで僚馬であるマイラプソディに0.4秒ほど遅れてしまっているため、まだまだ成長途上であるようにも感じてしまいますが、新馬勝ちは堅い血統ですのでいきなりから格好は付けてくれるはず。まずはお手並み拝見といきましょう🎶

アージオン&M.デムーロ


ロードカナロア×インナーアージ
(母父:ディープインパクト)
◩厩舎◩ 安田隆行(栗東)
◩馬主◩ サンデーレーシング
◩生産◩ ノーザンファーム
◩馬体重◩ 400kg前後

▧総合評価▧ B+
▧血統評価▧ A
▧調教評価▧ B+
▧ライン評価▧ A

超注目馬ラインベックに相対するのはロードカナロア×安田隆行厩舎×中京デビュー×サンデーRで、昨年のケイデンスコールを彷彿させるアージオン。

母であるインナーアージは芝の1600m~2500mまでで合計4勝を挙げた国枝厩舎の素質馬でした。祖母にあたるミュージカルウェイは母としてミッキークイーンも出していますし、クラシックで一発も見込める血統ではないかと思います。

初仔のせいか馬体重はかなり小さめ。これが一番の不安点ではありますが、調教では高いスピード能力を見せています。特に一週前追い切りが抜群で、栗東・坂路で4ハロン52.0秒-終い12.0をマークしています。馬体を見ても初戦向きのタイプですから、ここはいきなりから好勝負に期待しておきたいですね✨

アルムブラスト&丸山元気


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リアルインパクト×ヴァンフレーシュ
(母父:サクラバクシンオー)
◩厩舎◩ 高橋文雅(美浦)
◩馬主◩ サンデーレーシング
◩生産◩ ノーザンファーム

▧総合評価▧ B
▧血統評価▧ B
▧調教評価▧ B
▧ライン評価▧ B+

本来であれば2週前に出走予定だったリアルインパクト産駒の評判馬・アルムブラストが福島デビューにスライド。

母であるヴァンフレーシュはキャリア2勝ですが、仕上がりの早さを生かしてカンナS(OP)を快勝した実績があります。リアルインパクト産駒からはトライフォーリアルとラウダシオンが新馬勝ちを収めていますし、好配合であるアルムブラストにも続いてほしいところです。

最終追いでは坂路で3勝クラスのモアナと併せてしっかりと併入。時計は54.9-39.1-25.0-12.0で終いはかなり優秀なラップになっています。状態は落ちておらず今回の舞台でも新馬勝ちを狙える仕上がりになっているのではないでしょうか✨

フランジヴェント&C.ルメール


キンシャサノキセキ×ライクザウインド
(母父:デインヒル)
◩厩舎◩ 金成貴史(美浦)
◩馬主◩ 吉田勝己
◩生産◩ ノーザンファーム
◩馬体重◩ 460kg前後

▧総合評価▧ C+
▧血統評価▧ C+
▧調教評価▧ B
▧ライン評価▧ C+

祖母にウインドインハーヘアを持つキンシャサノキセキ産駒が函館に登場します。近親にはディープインパクトやレイデオロなどの強豪がズラリと並びます。

兄弟からは目立った活躍馬は出ていませんが、半姉のレディスキッパーが母としてアドマイヤミヤビを出しているように血統素質の高さは健在です。

最終追いは函館の芝コースで51.3-37.2-11.9をマーク。力強い踏み込みでフットワークも大きくて好印象。ただ、もう僚馬に遅れてしまっているのでもう一伸び欲しかったところです。この血統ですので初戦から期待しましょう✨

バトーデュシエル&川田将雅


ロードカナロア×エルダンジュ
(母父:サンデーサイレンス)
◩厩舎◩ 安田翔伍(栗東)
◩馬主◩ 山口功一郎
◩生産◩ ノーザンファーム
◩馬体重◩ 470kg前後

▧総合評価▧ B+
▧血統評価▧ B+
▧調教評価▧ B
▧ライン評価▧ B

こちらはロードカナロア×サンデーサイレンスというアーモンドアイ配合の注目馬ですね。母は高齢なのですが、重賞でも勝ち負けをしたアドマイヤテンクウ・アドマイヤスピカなど3勝以上の産駒を5頭も出しているんですよね。また、2歳上の全兄パルマリアも1勝馬ながらオープン(ジュニアC)で2着の実績がありますので、やっぱり走る一族だなと感じます。

最終追いはCWコースで83.6-67.8-52.6-38.4-12.4をマーク。時計は水準以上なのですが、ふわふわした走りで迫力は感じません。裏を返せばまだまだ余裕があるということでしょうか。そうであれば評判通りの能力は発揮してくれると思いますよ✨

エオスモン&福永祐一


ジャスタウェイ×ショアー
(母父:Acatenango)
◩厩舎◩ 須貝尚介(栗東)
◩馬主◩ 大和屋暁
◩生産◩ ノーザンファーム
◩馬体重◩ 430~440kg

▧総合評価▧ B
▧血統評価▧ B
▧調教評価▧ B
▧ライン評価▧ A

ジャスタウェイ産駒からは大和屋暁オーナーが所有するエオスモンが登場します。1999年生まれでベテランの母からは、2016年の共同通信杯で2着となったイモータルが出ています。その他の産駒についてもコンスタントに勝ち星を挙げていますし堅実に走ってくるタイプですね。

最終追いは栗東・坂路で54.4-39.1-25.5-12.7をマーク。一週前には4ハロン52.9秒を出せていますし、スピードは水準以上のものがあります。同じジャスタウェイ×ドイツ母系のヴェロックスのような活躍に期待したい一頭ですね✨

ルトロヴァイユ&吉田豊


エピファネイア×メジロシャレード
(母父:マンハッタンカフェ)
◩厩舎◩ 竹内正洋(美浦)
◩馬主◩ 古川一弘
◩生産◩ レイクヴィラファーム
◩馬体重◩ 450kg前後

▧総合評価▧ B+
▧血統評価▧ A
▧調教評価▧ A
▧ライン評価▧ C+

個人的に今週の新馬で最も楽しみにしているのがエピファネイア産駒のルトロヴァイユ。セレクトセールでは5,616万円で落札された好素材です。

ノーザン系列の生産でも名門厩舎でもないのですが、半兄には2014年の青葉賞を優勝しているショウナンラグーンがいます。母とシンボリクリスエスとの相性が証明されていることは強みですね。祖母にメジロドーベルというのも味があって根強いファンの方も多いのではないでしょうか。

調教でかなり良い動きを見せているのも当馬のセールスポイント。一週前には南ウッドコースで83.6-67.6-53.1-39.4-13.3(一杯)で歴戦の古馬であるトミケンスラーヴァに併入。最終追いでは美浦・坂路で54.1-39.0-25.1-12.4をマーク。力感のあるパワフルなフォームは迫力満点、まずはこの馬でエピファネイア産駒の初勝利を飾ってほしいところです✨

オウケンザパール&松山弘平


オルフェーヴル×オウケンサクラ
(母父:バゴ)
◩厩舎◩ 国枝栄(美浦)
◩馬主◩ 福井明
◩生産◩ 高瀬牧場

▧総合評価▧ B
▧血統評価▧ B
▧調教評価▧ B+
▧ライン評価▧ C+

奥深そうな血統馬をもう一頭ピックアップしておきましょう。こちらはオルフェーヴルに2010年の桜花賞2着馬であるオウケンサクラを配合した良血馬になります。オウケンサクラはバゴ産駒の中でも数少ないクラシック級の実力馬でしたね。

兄弟2頭はオウケンブルースリとディープインパクトとの配合で未勝利に。一発を期待してオルフェーヴルではどうなるか..国枝厩舎ですし楽しみはありそうなんですよね。

最終追いは美浦のポリトラックコースで69.3-52.5-38.1-11.9で軽めに負荷をかける形に。とはいえフォームの完成度はかなり高いと感じました。軽い芝が合いそうですし、ひょっとしたら大物…!?と期待させてくれる一頭です✨
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