2歳勝ち馬評価と今週の一等星【6月編・POG2019-2020世代】

2歳馬評価(2019/6月)


こちらのページではPOG2019-2020デビュー世代を対象とした新馬戦と未勝利戦の勝ち馬を全頭評価しています。また、各週のMVPに相応しい一頭をピックアップしてコメントを付けています。更新は基本的に毎週月曜日になります。評価については完全に管理人の主観になりますので、たとえ低い評価であっても悲観せずに楽しんで見てもらえれば幸いです!

勝ち馬の評価基準について


S+:怪物!クラシック制覇レベル!!
S:重賞制覇級・クラシックの有力候補へ!!
A:重賞を勝てる素質は充分に秘めている!!
B+:高評価!重賞でも上位に来れる素質あり!!
B:成長次第ではオープンレベルのレースでも!!
C+:期間内2勝レベル!!
C:メンバーに恵まれれば期間内に2勝レベル!!
D:2勝目はやや遠い…??

2歳勝ち馬評価(2019年6月)




今週の一等星✨(6月1週目)


🌟サリオス(サロミナの2017)




POG2019-2020の開幕週の一等星には上がり33.1秒で圧巻の末脚を披露したサリオスを選出しました。総合評価は文句なしのSを付けさせていただきました!その他の候補にはリアアメリアやモーベットなど普通であれば余裕でMVPクラスの逸材が揃っていましたが、ここはとても2歳馬とは思えない内容で勝利したサリオスにしました…!!

東京の新馬戦ではお馴染みのアブソルティスモ(藤沢和雄厩舎)VSサリオス(堀宣行厩舎)というライバル対決がいきなりから実現した訳ですが、蓋を開けてみれば並ぶ間もなく逃げるアブソルティスモを交わし去ってしまうサリオスの姿がありました。直線半ばではあまりにも速いスピードで競り駆けてきた馬がいたからか、ルメール騎手が思わず横を向きチラリと確認するシーンも。「oh、負けたネ」という心の声が映像を見ているだけでも伝わってきましたね。

530kgを超える馬格であれだけのスピードを発揮されて太刀打ちできる2歳馬がいるのでしょうか。堀厩舎なので慎重なレース選択をしてくると思いますが、次走はいきなりから同舞台・同条件のサウジアラビアRCなどで楽々と重賞制覇を狙っても十分に楽しみな存在です。以前の記事でも書いた通り、現時点ではこの馬が2歳馬の中で最も優れた調教をしています。今後も頓挫なく順調に調整をしてくれば間違いなくクラシック路線に乗ってくるでしょう。とても楽しみな一頭です✨

今週の一等星✨(6月2週目)


🌟ワーケア(チェリーコレクトの2017)





先週から引き続き今週もハーツクライ産駒からの選出となりました。"ブルトガングと双璧"という手塚師からの絶賛に違わぬ素質の高さをいきなりから見せてくれたワーケア。1000m通過タイムは64.9秒と新馬戦らしい超スローな展開になりましたが、直線では圧巻の切れ味を発揮し楽々の勝利でしたね。上がりタイムは33.2秒...2位のウインカーネリアンとは0.7秒も差がありますから決め手の格が違います。ルメール騎手のアプローチも完璧で本当に危なげのないレースでした。

ワーケアの母チェリーコレクトはイタリアのオークス馬。叔母に海外G1ホースであるファイナルスコア・シーオブクラスが名を連ねる素晴らしい血統背景を持ちます。半姉のダノングレースが重賞戦線で活躍しているのにも納得がいきますね。上2頭は牝馬の割に馬格がやや物足りないタイプなので、480kgを超える馬体を持つワーケアには期待せざるを得ません。先週の一等星に選出したサリオスとどっちが強いのでしょうね..同じハーツクライ産駒として対決してくれる日が楽しみで仕方ありません…!!

新馬戦でともに上位に入線したウインカーネリアンとゴルコンダは決して弱くはありません。どちらも調教では非常に良い動きを披露していましたし、すぐに未勝利を脱出してくるレベルに達しています。そんな強敵を簡単に交わしてしまうワーケアは間違いなく重賞級の素質があります。昇級してからはどのような路線を歩むのかはわかりませんが、スピード重視の朝日杯FSよりもスタミナ重視のホープフルSの方が向いていることでしょう。今後の成長と飛躍が楽しみですね✨

今週の一等星✨(6月3週目)


🌟サクセッション(ディクタットの2017)





今週の一等星は函館の新馬戦を勝利したオータムレッドと迷ったのですが、当ブログでも何度か取り上げたサクセッションが多くの期待に応える走りを見せてくれたためこちらにしました!

…いや~、全兄にクルーガーという良血馬とはいえ、馬体重が496kgと雄大で身体にも緩さが残っていたはず。それでいて初戦からしっかりと勝ち切ることができるのですから将来が非常に楽しみですよね✨

レースでは逃げたグレイトホーンを終盤に1馬身ほど差し切る形になりました。タイムの差は0.2秒と接戦に見えますが、それ以上に余裕がある雰囲気がありましたね。グレイトホーンは全兄にオープン勝ちのイッツクールを持つ優秀な血統の持ち主だったので、弱い相手ではありませんでした。エンジンがかかるまでに時間を要するタイプですが、スピードに乗ってからは終いまで伸び続けるしぶとさと勝負根性があり、血統の良いところが滲み出ていたと感じる走りっぷり。

豊富なスタミナでロングスパートもかけることができそうなキングカメハメハ産駒…ダービー馬となったレイデオロのようなイメージを抱かせてくれます。距離の融通も幅広く利きそうで、マイルから長距離まで対応できることに期待ができます。個人的にはレイデオロのように葉牡丹賞からホープフルSという路線が合っていると考えています。今後どれほどの成長を見せてくれるかとっても楽しみですね🎶

今週の一等星✨(6月4週目)


🌟ブルトガング(タピッツフライの2017)





宝塚記念ウィークの一等星は圧倒的な強さを見せつけてくれたブルトガング。調教では派手な動きを見せていなかったために"本当に走るのか??"と不安視する意見も多かったです。しかし、そんなことはお構いなし!実戦ではしっかりと目を醒ましてくれましたね。

母は海外G1ホースのタピッツフライ。初仔として昨シーズンの桜花賞馬であるグランアレグリアを輩出した雄大なスケールを持ちます。厩舎は藤沢和雄厩舎から手塚貴久厩舎になり、その点も心配とする声もちらほらと見受けられましたが、絶対的な血統素質の前では霞んでしまうようです。

そんなブルトガングの初陣、ゲートの出は悪く後方からの競馬に。音に驚いてしまったようですね。道中の折り合いについてはまったく問題がなく、スムーズに迎えた直線ではルメール騎手の仕掛けにしっかりと反応してくれました。エンジンの掛かりはやや遅いのですが、スピードに乗ってからはまさにこの馬の独壇場とも言える展開に持ち込みます。最終的には2着馬のシェクロエに4馬身差を付ける圧勝劇となりました。

楽々と突き抜けた結果から新馬戦は通過点であったと言えるでしょう。次走は東京スポーツ杯などの中距離レースを目指すことが予想され、相手も格段に強くなるでしょうからそこが試金石となります。ですが、ブルトガングの血統スケールであれば、全姉のようにクラシックまでは楽々と進んでくれることが期待できますね。クラシックホース一族になることをとても楽しみにしておきましょう✨

今週の一等星✨(6月5週目)


🌟ラインベック(アパパネの2017)





当週から夏の福島&中京開催がスタートしました!そして、昨年はアドマイヤマーズやケイデンスコールがデビューを迎えた中京の1600m新馬戦を勝利したラインベックを一等星に選出。ディープインパクトにアパパネを組み合わせたゲームの世界を思わせる配合の逸材です。

記念すべきデビュー戦の馬場はやや荒れた状態。しかし、逃げるファルークの2番手でしっかりと折り合いを付けて追走、直線では終い33.8秒の脚を使い危なげなく差し切りました。サリオスやブルトガングのように派手さはありませんでしたが、稍重の馬場は得意なタイプではないだけに取りこぼさずに勝利できたことを評価するべきでしょう。

全兄弟にあたるジナンボーは6月に新馬勝ちを収めたものの、挫石により2歳戦には姿を見せず2戦目を迎えるまでに1年と4か月を要しました。もしもクラシックシーズンを順調に過ごせていれば素晴らしい結果を残せていた可能性が高い一頭でした。今回見事に勝ち上がったラインベックも同じくらいの素質を秘めているでしょうから、このまま順調に駒を進めていけば大舞台まで辿りつく予感がしますね。なんといっても友道厩舎×金子真人氏のタッグはかなりの魅力があります!これまた楽しみな存在になりそうです✨


関連記事